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どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (中経の文庫)

どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (中経の文庫)

この本について

タイトル どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ
著者 ANAビジネスソリューション
出版社 KADOKAWA
ページ数 224

なぜこの本を読んだのか?

仕事でもプライベートでも、自分に関係ないかもって思うとほったらかにしてしまうときってありますよね。ただ今後、仕事ではそういう場面が増えてくると思い、そんな時の対応策、対処法として知っておくべきかなと思い購入してみました。

気になった・印象に残った点

一歩踏み込んで確認する(おせっかい)

ANAではちょっとしたことでも少しでも気になったら、相手に声をかけて直接確認するということを徹底しているそうです。そうすることで大きなミスや事故を未然に防げるからですね。また、なにかを注意する際にもまずは相手の理由(なぜそうしたのか)を聞き、そのうえで「もっとこうしたほうがいいよ」などのアドバイスをするそうです。確かにこんな風に言ってもらえると、すんなりと受け入れられる気がします。
こういうことは、飛行機のような安全に関わる仕事に関わらず、どんな仕事でもいつも気にしておきたいところです。

完成が最高ではなく、そこから向上させる

常に品質を向上させる。現状維持ではなく、向上させていく。
これは物(完成品)でもサービスでも、組織やシステム、なんにでも言えることだと思います。ただ、どうしても常に改善していくって大変なんですよね。。。やっぱり現状維持はラクだし、なにかを変えるにはパワーが必要ですし。。
でも物やサービスを提供している以上、こういった習慣・考えは見習うべきですね!



経験はどんどん共有する

飛行機に関わる仕事であれば、みんなそれぞれが貴重な経験をしているということ。(行き先や機体の大きさ、お客さんも違えば天候にも左右される)なので、各自が経験・体験したことはどんどん周りの人に伝えるという文化が根付いているそうです。伝え方は様々で、スタッフ同士の雑談や普段の何気ない会話で共有することもあれば、掲示板のようなものに書き込んで多数の人に広めることもあるそうです。

褒めることを技術と捉える

とにかく褒めることを推奨しているそうです。しかし、いくらどんどん褒めろと言ってもなかなかできることではありませんよね。人によっては照れくさい場合もあるでしょうし、事実褒める部分が少ない人もいるでしょう。なので、ANAでは褒めるという行為を技術と捉え、上司や管理職という上の立場の人間が率先して行い、そういった文化を作っているのですね。
また、どんな小さなことでも、少しでも気になったら報告するそうなのですが、そういった場合も「よく報告してくれたね」と褒めるそうです。例えその報告が原因で運行に遅れや混乱が生じたとしてもです。安全のためには、なんでも気になったことは報告するのです。

チェックは各自が責任を持って行う

どんな仕事もで人間がやっていれば何かしらのミスが起きますよね。そういったことを防ぐために、一般的にはダブルチェック(作業者と別の人が再度チェック)のようなことをしていると思います。もちろんこれでミスを減らすこともできますが、ANAでは当人が行うチェック(セルフチェック)が一番確実と考えているようです。
確かにダブルチェックだと、自分以外にもチェックしてくれる人がいるという安心感が芽生えて、なんとなく人任せになるような気がしますもんね。でもセルフチェックであれば、いつでも自分が最後の砦?的な意識をもって、入念にチェックするということです。

全ての人に役割(ポジション、責任)を

これってホント大事だと思います。社会(会社)では基本的に、リーダー的ポジションとそうでない人々に分かれると思いますが、ANAでは「そうでない人々」にもすべて役割やポジションを与えているそうです。こうすることで「自分は必要とされている」「自分は役に立っている」といった感情が芽生え、責任ある行動をとるようになるんですね。
またこうすることで、すべての人がリーダーの気持ちを知ることができると思うんです。リーダーの気持ちがわかれば、それを支える立場になっても先回り先回りして考えることができますよね。
いや〜やっぱり何かを任せるって大事なんだな。。

チームとは目的を達成するために集められた人の集まり

これ、意外と忘れがちというか理解していない人って多いと思います。とりあえず人数が多いからチーム分けされた、たまたま同じ時期に入ったから今はこのチーム、ぐらいに考えてしまうこともありました。でも違うんですよね。配属されたのも、同時期に入ったのも、そもそも目的があって皆集められているわけで、各自がそれを理解していないとチームとしては機能しないのです。
これはチームに限ったことでは無いですね。会社に入ったのも、やってほしいことがあって募集>採用となるわけですから、個人個人が常に自分のやるべきことを認識しておく必要があるということです。

まとめ

ANAが常に心がけていることが、2〜3ページずつに細かく分かれて紹介されていて、非常に読みやすかったです。なおかつ頭(印象)にも残りやすかったです。ANAの基本精神としては、自分以外はお客様、おせっかい、チーム力の3つなんだなと感じました。これはどの企業でも通用することだと思います。それ以外にも組織の中の人を「動かす仕組み」を作ることの重要性もわかりました。
この本は、リーダー的立場の人も、そうでない人もどんな人が読んでも、社会で生きていくうえでの基本的な行動・ふるまいとして覚えておくべきことがたくさん載っているので良いと思います!

今回の「なるほど、そうだったのね」

各自が経験したことをどんどん周りに伝える習慣があるとありましたが、そういったことを社員全員に根付かせるには工夫があったということです。確かに、どんどん共有してほしいと言っても、ささいなことだったり、他の人には関係ないかも、と躊躇してしまうかもしれませんよね。そこで設けたのが褒賞制度で、情報を共有してくれた人になにかしらのお礼をしているんだそうです。これであれば伝えた(報告)した人も「言ってよかったな」と思えますもんね。

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突如「本を読まなければ!」と思い、毎月最低1冊は読むことを決意。そしてこのブログにその本の感想も書くことに。仕事はWeb関係で、好きなジャンルは、経済、金融、投資、科学、アート、デザイン、IT、教育などなど。買う本は1,000円以内と決めています。おすすめの本があったら教えてください。

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