毎月1冊、本を読む!

日経記者に聞く投資で勝つ100のキホン (日経ビジネス人文庫)

日経記者に聞く投資で勝つ100のキホン (日経ビジネス人文庫)

この本について

タイトル 日経記者に聞く投資で勝つ100のキホン
著者 日本経済新聞社(編集)
出版社 日本経済新聞出版社
ページ数 240

なぜこの本を読んだのか?

以前から投資に興味があり、最近ちょこちょこ始めていますが、専門用語やわかりづらい単語も出てきて、理解できてない部分があったので、これで勉強しようという感じです。

気になった・印象に残った点

セグメント情報はその会社の重要な手がかり

セグメント情報とは、その会社の事業ごとの情報のことで、会社によっては飲食事業もやりつつ、金融業もやっている会社もありますよね。そういった会社の場合は、その各事業ごとの売上や純利益が情報としてまとめられているとのこと。この情報が重要で、会社として業績が良かった場合に、どの事業が伸びいているのか、ダメなのかを判断する材料になるということです。

業績予想は決算よりも株価に影響する

業績予想は向こう1年や半年単位で売上などの見込みを予想するのですが、これは決算よりも重要だそうです。理由は、決算が良かったとしても今後の予想として、どの事業が伸びそうなのか、目標の数値に届くのかが株主の判断材料になるからですね。



キャッシュフローと会計は違う

簡単に言うと、キャッシュフローは事実、会計は操作可能。ということですね。キャッシュフローはその名の通り、会社にお金が入ったとき、出ていった時と金額を忠実に表しています。しかし、会計はそのお金がどんな目的で支払われたのか、投資なのか売却なのかなど、を表していますので、会計を見るだけでは会社の状態は掴みづらいということですね。会計上は問題なさそうだけど、現金が全然無い、その逆もありということ。

ROE:自己資本利益率(純利益÷自己資本)

上場企業の場合はこれがだいたい8%、欧米企業だと15〜20%ぐらいだそうです。この数字を上げるには分子の純利益を増やすか、分母の資本を株主に還元するしかありません。これも以前読んだサイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だに出てきました。正垣氏も企業にとってROEは非常に重要だと言っていました。

頭と尻尾はくれてやれ

この本では、株式投資に関する格言みたいなものが紹介されていましたが、その中で印象に残ったのがこれです。底値で買って、最高値で売るなんてことは到底無理なので、上昇の最中に買って売れということ。他にも「もうはまだなり、まだはもうなり」というのも大事だなと実感しました。もっと上がる、逆にもっと下がると欲を出して待っている間に、どんどんそれとは逆方向へ向かってしまい、結局ベストな売買タイミングを見逃してしまうということです。だけど、これってなかなか難しいんですよね。。。

チャートの見方を覚えて判断する

今まではチャートを見ても「上がったり下がったりしてるな〜」ぐらいにしか思っていませんでしたが、ちゃんと見方がありポイントを抑えれば予想が的中するようです。
まず、ローソク足の上昇と下降(大抵は赤と青?)は3日おきぐらいのスパンで見るようで、上昇が3日続き、上に伸びる直線(ひげ)が長い場合は下降に転じるサインで、その逆もあり。
この他にも分析材料として、テクニカル分析と呼ばれる騰落レシオや、移動平均線(ゴールデンクロス、デッドクロス)などがあり、これらを見てしっかり動きが読めるようになれば勝率が上がるのです。

株式分割は個人投資家にとって好都合

株式分割とは、1株2,000円の株を1株1,000円などに分割することだそうです。つまり個人投資家にとっては、購入金額が安くなって買いやすくなりますし、その分投資先を分散させることもできます。これは嬉しいですね。株式分割の目的は、株を買いたいという投資家を増やし、株価を上げること。なんですが、中には逆に株価が下がってしまう場合もあるそうなので要注意。
ちなみに対義語は「株式併合」。

分散投資とはリスクを相殺させること

今まで分散投資とは、単純に投資先を分ける(株式と不動産と債権など)ことだと思っていましたが、そうではないんですね。大事なのは、リスクが相殺されるように分散させることだそうです。例えば、株式と債権などに分散し、株価が上がったら債権の金利が下がる、など。さらに株式でも敏感に反応しやすい株とそうでないものに分散させることが重要。

覚えておきたいアルファベット用語

  • IR・・・・・Investor Relations(投資家向け情報)
  • CCC・・・・・Cash Conversion Cycle(キャッシュコンバージョンサイクル)
  • IPO・・・・・Initial Public Offering(新規公開株)
  • TOB・・・・・Take-Over Bid(株式公開買い付け)
  • ROE・・・・・Return On Equity(自己資本利益率)
  • ROA・・・・・Return On Asset(総資産利益率)
  • PER・・・・・Price Earnings Ratio(株価収益率)
  • ETF・・・・・Exchange Traded Funds(上場投資信託)
  • REIT・・・・・Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)

まとめ

この本は買ってよかったです。株に限らず金融界隈全体について知ることができました。しばらく持ち歩きたいですね!内容としては、私的には株式について知りたかったので、それについての専門用語の意味もわかりましたし、自分にはどういった投資が向いているのかの参考にもなりました。投資の基本としては、分散投資をしてリスクを最小限にするの重要ということですね。
また、これから始めようとしている積立NISAについての解説もあり、これを読むまでわからなかった注意点なども知ることができました。

今回の「なるほど、そうだったのね」

株主優待というのは日本独自のものだそうです。知りませんでした。そのため、この優待を受けられない機関投資家や外国人投資家から強い批判があるとのこと。そりゃそうですね。

関連記事

おすすめの本を教えてあげる

メールアドレスが公開されることはありません。

記事検索

カテゴリー

アーカイブ

今までに読んだ本

プロフィール

突如「本を読まなければ!」と思い、毎月最低1冊は読むことを決意。そしてこのブログにその本の感想も書くことに。仕事はWeb関係で、好きなジャンルは、経済、金融、投資、科学、アート、デザイン、IT、教育などなど。買う本は1,000円以内と決めています。おすすめの本があったら教えてください。

このサイトについて

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめなど、まとめサイトへの引用・転載はお断りしています。

お世話になっております

ドメイン取るなら!

SSLが無料のサーバー!