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私の財産告白 (実業之日本社文庫)

私の財産告白 (実業之日本社文庫)

この本について

タイトル 私の財産告白
著者 本多静六
出版社 実業之日本社
ページ数 216

なぜこの本を読んだのか?

名前は存じ上げていませんでしたが、タイトルと中身を少々読んだところ、貯蓄方法や投資についての本だとわかり興味を持ったため。また著者が莫大な財産を築くも、最終的にはほとんどを寄付したという人生も気になったので購入です。

気になった・印象に残った点

働学併進!勤倹貯蓄で貧乏を圧倒!

「働学併進・勤倹貯蓄」。この言葉初めて知りました。懸命に働き、よく学び、お金を貯めなさい的な意味ですかね?著者は自ら「本多式」と名付け、給料の4分の1を天引きにして強制的に貯金していたとありました。額にもよりますが、残り4分の3で生活するとなると、相当大変だと思います。ですが、幼い頃から貧乏生活をしてきた著者にとってはそうでもなかったようですね。というか、あえて貧乏になり、それをやって見せ「貧乏を圧倒するんだ!」という気構えがスゴいです。。。
また、貯蓄は「方法」ではなく、「とにかく実践あるのみ」だとおっしゃっていますが、これがなかなか難しいんですよね。。。私自身も色々やってはみるのですが、途中で挫折したりと、なかなかうまくいっていません。

貯蓄がある程度の額へ達したら投資へ。またアルバイトもひとつの手。

他の投資に関する記事や書籍を読んでも、莫大な財産を築くには投資も重要な方法のひとつとあり、著者もそうしてらしたようです。鉄道の株や、山林の所有などで貯蓄を増やしたようですが、まぁこのあたりは時代の影響もおおいにあると思います。それにしても、生涯賃金だけで多くの財産を築くのは難しいと思うので、投資の心がけは大事だと思っています。
また、収入を増やすには、本業の他にも自分の興味あるもの、勉強になるものでアルバイトするのも手だとありました。今で言ったら、こういったブログを書いたりして、アフィリエイトするとかも非常に有効ですね。



財産は子孫を幸福にするか?

子供や孫に少しでも多くの財産を残して(渡して)あげたいと思う親御さんも、世の中多く存在すると思います。しかし、著者はそれは重要ではなく、むしろ努力する習慣を教え、努力する環境を与えることのほうが重要だと。それも非常に大事だと思いますが、やっぱりある程度は残してあげたいかな。そして、幸福度は今の状況で考えるのではなく、これからの人生が上向きか下向きかで決めるべきとありましたが、こういうのを聞くと希望が持てますね!
また、財産を築いたとして、その使い道についても考えなければいけないとのこと。これは藤野英人さんの「投資家が「お金」よりも大切にしていること」にもありましたね!

貧すれば鈍するな

これは非常にグサッときましたね。。。義理を欠き、人情を欠き、そして恥をかく。これを「三カク」と言うらしいですが、今までの人生を振り返ると大丈夫だったかな?と思うところが多々ありました。確かにお金ない時って、心もどんよりして、他人に優しくなれないので、「こんなことに金使いたくねぇ!」とか思っちゃうんですよね。。
つまり、お金を節約することは、けしてケチになるのではない。出すべきものは出し、控えるべきところで貯める。ここをわきまえるのが大事って事ですね。

投機でも思惑でもなく投資する

投機と思惑の意味がよくわからなかったので、調べてみるとこんな感じのようです。

  • 投機・・・・・価格の低いときに購入し、価格が上昇したところで売却すること。
  • 思惑・・・・・相場の変動を予想すること。また、その予想によって売買すること。

つまり、「投資」とは確実なものでなければならないということですかね?ギャンブル的な投資方法ではなく、損切りをし、確実に地道に少しずつ増やしていけってことかな。。

人を使うのに大事なのは「誠意」と「知らぬ顔」

人を使うには、誠意を持って接することが大事。部下であっても話を聞き、名前を覚え、親身になることが重要なんですね。また、指示をを出してもついつい口出ししがちな点については、信頼し、任せること。ですが、ただ任せっきりで見ているのではなく、肝心なところでポンと注意やアドバイスをしてみる。こうすることで「見られている」感、緊張感が生まれ、成果を出すのだそうです。
この部分を読んだ時は、青山学院大学駅伝部の原監督のことを思い出しました。原監督も練習メニューなどを部員やマネージャーに任せ、自身は確認やアドバイスに徹しているそうです。また練習中もあーだーこーだ指示を出さず、部員を遠目から見ているそうです。こういった姿勢が功を奏し、見事三連覇を成し遂げたのですね!

まとめ

前半はいかにしてお金を貯め、増やしたか。後半は人生体験の話でした。この本を通して一番感じたのは「とにかく努力することが大事」ということですね。著者も言っているように「人生即努力、努力即幸福」なんですね。お金を貯めるにも、一生懸命働くにも、儲けるにも、人を使うにもすべてにおいて努力が必要。それからこれも努力のひとつかもしれませんが、勉強!大人になっても学ぶ姿勢を忘れず、向上心を持って上を目指すことも忘れてはいけませんね。

「凡才プラス努力は、天才マイナス努力に勝つ」

確かにそうだと思います。そして実行あるのみ!ですが、努力するって大変。これらを実現させるための近道が「職業道楽化」なんですね!
また、あとがきにもありましたが、この本に書いてあることはすべて「一般解」なのです。誰にでもできることが書いてあります。だけど実行するのが難しい。だからこそ、肝に命じておく必要があるんだと思いました。

今回の「なるほど、そうだったのね」

なるほど!というわけではないですが、渋沢栄一という方の話がよく出てきました。義理と人情を重んじ、財を築き、日本経済の基礎を作られた?方のようですが、非常に興味が湧きました。なので次はこの方に関する本を読みたいと思います。

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突如「本を読まなければ!」と思い、毎月最低1冊は読むことを決意。そしてこのブログにその本の感想も書くことに。仕事はWeb関係で、好きなジャンルは、経済、金融、投資、科学、アート、デザイン、IT、教育などなど。買う本は1,000円以内と決めています。おすすめの本があったら教えてください。

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