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最後はなぜかうまくいくイタリア人 (日経ビジネス人文庫)

最後はなぜかうまくいくイタリア人 (日経ビジネス人文庫)

この本について

タイトル 最後はなぜかうまくいくイタリア人
著者 宮嶋勲
出版社 日本経済新聞出版社
ページ数 260

なぜこの本を読んだのか?

最近疲れている?自分もイタリア人になりたいのでしょうか。
前回の本「データの見えざる手」が割とデータの数値等で細かく、読むのにかなり頭を使ったので、今回はなるべくサラッと読める本はないかな?と思いこちらの本を購入してみました。

気になった・印象に残った点

イタリア人は公私混同型

日本人はどちらかというと私も含め、仕事は仕事、プライベートはプライベートと分ける人が多いと感じています。なので仕事中にプライベートな話(私語?)はあまりしないし、逆にプライベート(家族といるときなど)では仕事の話をあまりしないかもしれません。しかし、イタリア人はそこの境界が曖昧でどちらも入り乱れているようです。
ただ、これが悪い影響ではなく、良い影響を与えているとのこと。プライベートが充実していないと、仕事でもいいパフォーマンスが出せない、などと最近日本でも言われていますが、それに近いのでしょうか。
全ての時間を自分自身が楽しむという感覚で、仕事のために時間を捧げて、その代わりに報酬をもらっているのでないのですね。見習おう!

分業が苦手なわりにマルチタスクも苦手

筆者曰く、イタリアでは様々な場面で待たされることが多いそうですが、そういった場面でも色んなことを一人の人間がこなし、ますます効率が悪くなっているとのこと。
また、スケジュールもの立て方も曖昧?で、日本のようなキッチキチの予定はたてないそうです。これは私的にも同じというか、想定外のことが起きてもいいように、ある程度余裕を持たせたざっくりスケジュールしかたてません。



実用性より美しさを重視

車もファッションもイタリア製のものは美しいと思います。アップル製品のようにデザインありき、デザイン優先で、あとから機能を盛り込んでいくという感じなんでしょうね。そして、最後の最後は見た目で判断。使いづらくたって、着にくくたって、乗りごごちが悪くても、見た目がいいほうがいいんです。
私はそういうところ好きですね。

長所は伸ばすが短所は直さない

これもイタリアの国民性ということです。まあ、短所にもよりますが。。。個人的にこういった考えは好きで、このほうがスペシャリストとかが多く育つように思えますし、社会全体としても成長すると思います。その辺、日本なんかはわりと「周りに合わせよう」的な雰囲気が蔓延してる気がします。
それと、他の章で書いてあった「他人に関して寛容」というのも、これと繋がってくるのでしょう。

プライベートでもビジネスでも食事の場はとても重要

イタリアでは食事の場(あくまで場で食事や料理そのものではない)をとても大事にするそうです。食事の場、つまり食卓は、囲んだ人々を仲間と意識し、会話を楽しみ、繋がりを作る場だと考えていて、その人の人生をプライベートでもビジネスでも今後をいかに豊かにするかどうかが関係してくるのです。
イタリアではコネを非常に重要視するようで、いかに多くのコネを作っておくか、そしてそれらを人生のあらゆる場面で有効活用しているそうで、逆にいえばコネがあまりない人は人生なかなか厳しいということでしょうか。。。

まとめ

この一冊でイタリアという国、イタリア人という国民性(地方別にも)がよくまとめられていると感じました。同じ国でも北と南でだいぶ性格などに違いが出ること(これは日本も同じか)。それから、国民性を活かした社会やものづくり(自動車やファッション、食事など)もイタリアという国を魅力的にしている要因だと思います。
読んでいる途中はどうしても、ミラノやナポリ、ローマなど地名と特色が紹介されるたびに、セリアAのチームとリンクして考えてしまいました。
とにかく、この一冊を読めばイタリアの良いところも悪いところもわかるので、旅行に行く前に読んでおいたほうが良さそうです。

今回の「なるほど、そうだったのね」

イタリアのレストランでは、皿の数を合わせるということですね。
複数人でレストランに行って食事をする場合、みんな同じような構成で料理を注文するそうです。例えば、「今日は前菜とメイン、それからデザートの3皿」というように(コース料理でなくても)。なので、全員の食事ペースが同じなら、いつでも目の前の皿は同じものがありますが、時には誰かが1皿多く頼んだり、ペースが遅い場合もあります。
そんな時に、料理が済んで目の前に何もお皿がない人たちに、空の皿を置いておき「みんなが今食事をしています」というシチュエーションを作り出すんだとか。

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突如「本を読まなければ!」と思い、毎月最低1冊は読むことを決意。そしてこのブログにその本の感想も書くことに。仕事はWeb関係で、好きなジャンルは、経済、金融、投資、科学、アート、デザイン、IT、教育などなど。買う本は1,000円以内と決めています。おすすめの本があったら教えてください。

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